RSD


 
 RSD エアロパーツ動画
 360 CS F430 Scuderia



RSD F355



RSD 360modena



RSD F430


  Challenge Stradale






F430 Scuderia



RSD in Circuit





RSDパーツ開発にあたり


〜フェラーリ・チャレンジレース参戦の経験がもとに〜


lフェラーリ・チャレンジレースに6年間フルエントリーし、日本全国のサーキットを転戦してきました。
その間、幸運にもシリーズチャンピオンをF355チャレンジで2度、360チャレンジで1度獲得する
ことができました。 フェラーリ・チャレンジレースが終了した後、レースで使ってきたF355も360
も一旦は手放したものの、チャレンジカーに秘めた不思議な魅力が忘れられず、再び両車を手中
にしたのです。 チャンピオンは獲得することができましたが、果たして自分はチャレンジカーを

乗りこなせていたのだろうか。そんな拭いきれない思いが脳裏から離れなかったから。000000



あのコーナーへの進入で、ブレーキ開始をあと50センチ奥まで行けなかっただろうか、アクセル
をもっと早く踏み始めることはできなかっただろうか。 あの高速コーナーをプロのレーシングドラ-
l
イバーならアクセルを緩めることなく全開で通過していったのでないか。 そのこたえを探すことに
集中し走り続けました。そこから得た「サーキットを安全に、かつ速く走る」とは、ドライビングテク
ニックはもちろんのこと、速い速度で安定して走れるサスペンションのセットアップと、スピードが
 上がるにつれて大きく受ける空気の抵抗をいかに味方にしてクルマの姿勢を安定させるか、に
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たどり着いたのです。
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-そこで、これまで弊社メカニックが蓄積してきたメンテナンス技術とレースで培ったノウハウを結集
したら何か出来るのでは、という発想からF355および360モデナのモディファイパーツ開発に
至ったのです。 これまで走り込んできた筑波サーキットやツインリンクもてぎがテストフィールド
lになりました。 ハイスピードでのさらなる直進安定性、コーナーを通過するときの不安感を解決
するために、車体を路面へと押し付ける空気の力(ダウンフォース)を利用したデザインのエアロ
-パーツを最初に開発しました。 360チャレンジでツインリンクもてぎを走ると、ファーストアンダー
ブリッジ先の左高速コーナー130Rを全開でクリアできるのは、ピレリー製のスリックタイヤ新品
の一番グリップが発生するほんの数周しかありません。 その後は、タイヤのグリップを感じとり
ながらアクセル開度を調整して走るようになります。
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また筑波サーキットの最終コーナーの進入で、ブレーキングからステアリングを切り込んだ後に
に感じるリアの不安定感。 これらは、チャレンジ・レースの時からずっと残っている不安要素

でした。 RSDフロントリップスポイラーとリアウィングを装着して走ってみると、タイヤのグリップ
だけに頼ることなくダウンフォースが効いているため安心して全開で走れるようになりました。
l-

 F355チャレンジ・レースでは、98年からリアウィングの装着が許され、それまでのラップタイム
-
を短縮するパフォーマンスを見せつけました。 しかし、フロントへのエアロパーツは存在しなか
ったため、中高速コーナーでのアンダーステアが解決できずにいました。
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-これらの経験から前後のバランスを考慮して開発したフロントリップスポイラーとリアウィングは、
-ニュートラルなステアリング特性へと変わりました。 またサスペンションのスプリングがスリック
lタイヤに対応した高いレートになっているため、現在の主流となるハイグリップラジアルタイヤや
セミレーシングタイヤに履き替えてみると気持ち良くサーキットを攻めることができません。
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本来のF355チャレンジの良さをスポイルしていることがもったいなく思い、それならばダンパー
のチューニングをと始めました。室内のスイッチで2段階の減衰力調整が行なえる純正の機能
はそのまま活かし、サーキットでの全開走行をメインにダンパーをチューニングし、なおかつ

街乗りにも使えるようにと仕上げました。
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l-さらにRSDとENKEIで共同開発した360モデナ用ホイール“SF1−360CORSE”は、競技
-
用チャレンジホイールとの比較で約2.9kg、フェラーリ純正ホイールとでは実に約6.9kgもの
-軽量化に成功! また、オフセットを変更しトレッド幅を広げることでコーナーリング性能の大幅
-な向上を実現しています。 足廻り(バネ下)の軽量化は、加速、ハンドリング、ブレーキング等
-クルマの基本性能向上に重要かつ飛躍的な役割を果たしていることは言うまでもありません。


 RSDモディファイパーツの成果を見るべく、最終テストの舞台に11月6日ツインリンクもてぎに
於いて開催されたフェラーリ・トロフィ。 弊社は360チャレンジクラスおよびF355チャレンジ
l
クラスにエントリーし、どちらも優勝することができました。
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是非“RSD”を一度試してみてはいかがでしょうか。


                               レーシングサービスディノ 切替 徹





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